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 ナンタケット島を10倍楽しく知る方法 〜ナンタケット島ガイド〜

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ナンタケット島を10倍楽しく知る方法

8. レストラン

やはりシーフード

 海辺にカモメがたくさん飛んでいることからも、魚がたくさんいるんだろうなと想像できます。
貝類も豊富で、新鮮な魚介類がたくさん味わえます。

この島の土地は基本的に砂地なので、農作物は限られたものしか育ちません。
昔から、主に栽培されるものはベリー類でした。
ほとんどの野菜や肉は、アメリカ本土から届けられたものになります。

料理の種類ですが、ほとんどがシンプルなアメリカシーフード料理。
ロブスターなど魚介類を、ゆでたり焼いたりして、塩こしょうで味つけ、というのが基本パターンです。

高級店といっても、フレンチやイタリアンは稀少で、ほとんどがアメリカ料理ですね。
東京でいえば、パークハイアット「ニューヨーク・グリル」、六本木ヒルズ、グランドハイアット「オーク・ドア」、料理はああいった感じで、店構えはもっともっと小規模の、一軒家にしたもの、という感じでしょうか。

クラムチャウダー

クラムチャウダーは、ニューイングランド地方の名物。
クラムチャウダーって、こんなにおいしかったんだ!と驚きます。
ナンタケットの冷たい風には、ポカポカのチャウダーが実においしく感じるのです。

メルヴィル「白鯨」には、「チャウダー」という章があります(第15章)。

主人公イシュメールは、12月の極寒の中、捕鯨船に乗るためナンタケット島に着き、チャウダーの最もおいしいといわれる宿に入ります。

ハッシーのおかみさんは(中略)われわれをすわらせ、こちらを向いて、いきなり言った
「ハマグリ?それともタラ?」(略)

湯気をたてたチャウダーが実際にはこびこまれてきたときには、ありがたいことに、すべての謎はとけた。ああ、親愛なる友よ、まあ聞きたまえ。それはハシバミの実くらいの小型だが多肉質のふとったハマグリに、くだいたビスケットと、塩豚の薄切りをまぜ、バターをたっぷりとかしこんでこくをつけ、塩と胡椒をしっかりきかせた逸品だった。

極寒の海をわたってきたせいか食欲は旺盛だったし、なかんずくクイークェグにしてみれば大好物の海鮮料理が出たのだし、そのうえチャウダーの味が超一級ときたので、われわれはまたたくまに平らげてしまった。

(略)この宿屋では鍋という鍋がいつもチャウダーを煮込んでいる。朝食にもチャウダー、昼食にもチャウダー、夕食にもチャウダーとくるから、しまいには服から魚の骨が生え出てこないかと心配になるくらいだった。建物の前庭にはハマグリの殻が敷きつめられている。

出典:白鯨・上 ハーマン・メルヴィル著 八木敏雄訳 岩波文庫

この表現、確かにそのとおり!笑えます。
「多肉質のふとったハマグリ」 「朝食にも、昼食にも、夕食にも」
ホント、そのとおりですね。
そしてさらに、どこの店のどの時間のメニューにも存在する感じです。

 白鯨が出版されたのは1851年で、本文中に、「事実、日本の開国は目前にせまっている」(第24章)との記述もあります。こんな昔からずっとこうだったんだと思うと、感慨深いものがあります。

高級レストランであろうが、そのへんのカフェであろうが、ボストンのフェンウェイパーク(レッドソックス本拠地の野球場)の売店であろうが、ほんとうにどこにでもクラムチャウダーはあって、そしてどこで食べてもおいしいのです。不思議です。

「クラムチャウダーはどこがおいしい?」
というのもよくある質問ですが、そんな感じでとにかくあらゆる食事にくっついてきますし、どこででも食べられますし、そしてハズレはないので、わざわざこれ目がけてどこかに行く必要もないんじゃないかな、と思います。

ランチとしては、「クラムチャウダーとサラダのセット」というのが、わりとどこにでもあります。
アメリカのハンバーガーに飽きたとき、ヘルシーなお昼ごはんとしておすすめですね。

おすすめレストラン

ホテル同様、飲食店も高いですね。
ホテル同様、「えっ日本でこれだけ出せば、もっといいもの食べられるよ・・・」ということ、けっこうあります。
とくに、いま東京は、イタリアンにしてもフレンチにしても、本国から質の高いレストランが続々と進出していたりして、競争も激しいものですから、洗練された世界の一流料理をいつでも楽しめる恵まれた環境にあるわけです。
だからこそ、コストパフォーマンスを考えるとよけいに、高〜い!と感じますね。

円安という現状ももちろんありますし、あとチップが15から20%というのが、イタいですね。

・・・という背景から、あまりおすすめを発掘できなかったのですが、いくつかありますのでご参考まで。

Sayle's Seafood

 ホント飾り気のない、とてもカジュアルなお店。というか、魚屋さんです。

ほんとうに、さかなやさん。
店に入ると、採れたての魚・貝・ロブスターが並べてあり、一匹いくら(あるいはグラムいくら)で売られています。別荘滞在者が魚を買いに、次々と車でやってきます。

店の奥には調理スペースがあり、その場で食べたいときは商品を選んで調理方法を指定すれば、作ってくれるというわけです。
それをベランダでいただきます(写真右)。

私たちが選んだのは、ロブスター・ディナーセット(実際にはランチタイムでしたが)。ロブスターにクラムチャウダー(ここでも!)、とうもろこし、ポテト、コールスローがついて$25(約3,000円)プラス税5%です。

写真右下がそれで、左下アルミ箔につつまれたカップに入っているのがクラムチャウダーです。
ロブスターは、中がぎっしり詰まっていて、おいしかったですよ。

これで1人分3,150円が高いか安いかは・・・どうなんでしょう?
私はふだん日本でロブスターをいただく機会がなく相場がわからないので高いと思ってしまいましたけれど。あと、紙皿とプラスチックナイフ・フォークですし(笑)。そんなものなのでしょうか。よくわかりません。

でも現地のお魚を見て選んで、ランチタイムをとても楽しく過ごせますので、一票!です。


スシ・バイ・ヨシ Sushi by Yoshi

日本人によるお寿司やさんです。ここはおすすめ。「地球の歩き方」にも紹介されています。
島の新鮮なネタをいかしたお寿司が、リーズナブルな価格でいただけます。

現地の素材を取りいれ、また現地の方の口に合うようにしながら、ニッポンのスシの味を決して崩していない、日本人が食べても納得できる味というのは、なかなかできない素晴らしいことだと思います。
マスターの英夫さん(店名のヨシさんはオーナーです)が、本当に苦労してスタッフに教えこんだとおっしゃっていました。

現地の方にもとても人気で、店内はいつも混んでいます。
みなさんお箸を下のほうでバツ印にして持ちつつ、笑顔で食べている姿、とても微笑ましいです。
ちなみに、当店で扱っているナンタケットバスケットの作家であるアンダーソン夫妻、ここの息子さんはこの店の熱烈なファンで、週に一度は必ず通うとのことです。

まずはNigiri Dinner($20.96)がおすすめですが、Tempuraや Gyoza、Hiyashi Wakame、Ohitashiなどもあります。
Edamameもあって、ラルフローレンでキメた金髪の若いジェントルマンが、ビール片手に枝豆をつまんでいる姿はかなり笑えます。
「この店に来たらまずこれを頼むのが、僕のいつもの決まり」なのだそうです。

テイクアウトもできます。飲み物は持ち込み制なので、ビールは近所の酒屋さんで買ってきてください。
 

パール Pearl

ここは、島に住む上品なご夫婦(とてもおしゃれで素敵!)に「いちばんのおすすめ」といわれたところ。
ぜひ行ってみたかったのですが、たまたま開いていなかったので断念したところです。
雰囲気のよい高級店だそう。
ぜひ行ってみてください! 

レストランの見つけ方

人に尋ねるのももちろんよいのですが、着いたばかりでまだちょっとという場合には、とりあえず公式レストランガイドが参考になります。

ナンタケット空港をはじめ、観光案内所のようなところに、「ナンタケットグルメ」というピンクの表紙のガイドが置いてあります。無料です。
多くのレストランを網羅しており、予算やメニュー、ドレスコードや予約の要不要が載っていますので、便利です。地図つきで場所もバッチリです。

あ、それから、ナンタケット島は夜がとても早く、店はすぐに閉まってしまいますので、ディナータイムはぜひお早めに。
ファミレスもコンビニもありませんから、ヘタをすると「食いっぱぐれ」ます!
部屋でちょっと昼寝のつもりが、いつのまにか本格的に寝てしまい、目が覚めたら深夜でどこもあいていない!という事態にならないよう、お気をつけください(それって私・・・。っていうか日本でも・・・)。

本日も、最後までお読みくださりありがとうございます。
次回は、「レッドソックスとナンタケット島」。こちらからどうぞ。9.レッドソックスとナンタケット島

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