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レッソン「ハチドリの自然史」

クラシックな部屋をつくりたいなら、ハチドリの絵はおすすめです。ハチドリの絵だけで、不思議と「洋」の雰囲気が作れます。なぜかというと、ハチドリは日本に生息しないから!

ハチドリをご存知ですか。「世界一小さい鳥」で、親指くらいの大きさしかないものも多いのです。主食が花の蜜、というのがロマンチック。長いくちばしを花につっこみ、蜜を吸うのです。羽ばたきが非常に速く、その羽音から英語では「ハミングバードhummming bird」といいます。ほかの鳥と違って、羽ばたきながら静止したり、後ろに進んだりできるのです。きれいな花の周りで、そうやってパタパタしているハチドリは本当にかわいいので、みんなの人気者です。

当時の新大陸、アメリカ大陸にしか生息せず、ほかの鳥とあまりに違うので、「いったいこの鳥は、なんなんだ?」ということで、18世紀から19世紀のヨーロッパでは、研究の対象にされました。それで写真のないこの時代、図鑑の目的でたくさんの絵が描かれたわけです。それを代表するのが、ここで紹介している「レッソン」という人の「ハチドリの自然史」です。また、ハチドリはそれ自体が、色彩豊かで美しくかわいいので、その絵は科学的な目的にとどまらず、鑑賞の対象としても人気が出たのです。

下の絵を、ご覧ください。実にきれいです。その頃開発された銅版画と手彩色の技術が、ハチドリの繊細な羽の一つ一つを美しく表現することを可能にしています。現代の印刷技術とは全然違う趣があり、味があって本当に美しいもの。
また、欧米ではハミングバードは、幸せをもたらす「喜びの鳥」とされています。インテリアには最適のアイテムです!

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